
上海在住のアマチュアフォトグラファー ”週末撮影師太郎” です。週末にポートレート、ファッションスナップを中心に撮影をしています。
sigma fpと出会ってから、特にマニュアルフォーカス撮影、マニュアルレンズ撮影が増えました。ピーキング機能を搭載しているので、じっくり液晶画面を見ながら好きな位置にピントを追い込むことができます。最近はLCDビューファインダーLVF-11を付けた状態で撮影しています。晴天の明るい場所、逆光時など液晶パネルが鮮明に見えない状況下、LCDビューファインダーVLF-11は重宝しています。そんな折、銘匠光学 TTArtisan 50mm f/0.95を使わせてもらう機会がありました。

sigma fpはLマウントのため、焦点工房のマウントアダプター「SHOTEN LM-LSL M」で装着。LVF-11も装着すると、まるでシネマカメラような様相。すごい存在感。黒い鏡筒の白色で印刷された各種数値、そして黄色の0.95!「とにかく0.95の開放で撮って欲しい!」と訴えているようです。
今回、スタジオ経営している中国人フォトグラファー主催のグループ撮影会に参加。室内はブルー、グリーンを基調にしたカラーリング、そしてアンティークな家具、小物があるレトロスタジオ。モデルの衣装は青のクラシックテイストのボタン付きショートワンピース。外光は時間帯的にホワイト、ライティングはランプとスタジオ光はオレンジで、かなり暗い部屋で世界観を作り込んでいます。全てのシーンをf0.95の開放で撮影して見ました。
f0.95の世界:レトロなスタジオでのポートレート作品ご覧ください。

Sigma fp (Classic Blue) JPEG
f0.95, 1/1400s, ISO400

Sigma fp (Classic Blue) JPEG
f0.95, 1/1400s, ISO400

Sigma fp (Classic Blue) JPEG
f0.95, 1/800s, ISO400

Sigma fp (Classic Blue) JPEG
f0.95, 1/400s, ISO400

Sigma fp (Classic Blue) JPEG
f0.95, 1/1250s, ISO400

Sigma fp (Classic Blue) JPEG
f0.95, 1/800s, ISO400

Sigma fp (Classic Blue) JPEG
f0.95, 1/800s, ISO400

Sigma fp (Classic Blue) JPEG
f0.95, 1/1000s, ISO400

Sigma fp (Classic Blue) JPEG
f0.95, 1/1000s, ISO400

Sigma fp (Classic Blue) JPEG
f0.95, 1/1640s, ISO400

Sigma fp (Classic Blue) JPEG
f0.95, 1/640s, ISO400

Sigma fp (Classic Blue) JPEG
f0.95,1/640s, ISO400

Sigma fp (Classic Blue) JPEG
f0.95,1/640s, ISO400

Sigma fp (Classic Blue) JPEG
f0.95,1/640s, ISO400

Sigma fp (Classic Blue) JPEG
f0.95,1/640s, ISO400

Sigma fp (Classic Blue) JPEG
f0.95,1/800s, ISO400
所感:モデルの柔らかい雰囲気とレトロな室内の空気感。光と影、色、鮮明なピント面と強烈なボケ感のギャップ。
- f0.95開放のおかげで暗所でもISO低感度のまま撮影が可能。
- f0.95開放のピント面、思った以上にシャープだったのには驚きました。
- そして強烈なボケ。ピント面から急激にボケるので、立体感が増します。特に暗所での撮影ではスッ~と闇に溶け込んでいく感じがします。
銘匠光学の中国公式サイト www.ttartisan.com/ で、このレンズは「夜神」とキャッチコピーが付いてます。機会を見つけて、夜景ポートレート撮影にも使って見たいと思います。
撮影・文/週末撮影師太郎
モデル/潇潇
スタジオ/ FCーSTUDIO(上海)
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