Seagull(シーガル) M35mm F1.7は、中国の老舗カメラブランド「海鸥 Seagull」と深センに拠点を置く「七工匠 7Artisans」の業務提携により生まれた、世界限定500本の特別なレンズです。Seagullブランドのロゴが施された製造番号付きのピンバッジも付属し、限定モデルならではの希少性と特別感を兼ね備えています。
6群8枚のレンズ構成を採用し、良好な描写を実現。開放F値1.7の明るさと10枚の絞り羽根が、柔らかなボケを生み出し屋内や夜間など暗い場所でもブレやノイズを抑えた撮影を可能にします。また、金属製のレンズフードが、不要な光を遮りコントラストを向上させます。
扱いやすいフォーカシングレバーやスムーズに回るピントリング、適度なクリック感を備えた絞りリングが、心地よい操作性を提供します。
質感と耐久性に優れた金属製のレンズボディは、M型ライカに調和する洗練されたデザインを採用。表面にはアルマイト加工が施され、耐傷性と耐摩耗性を向上させています。
対応マウント | ライカM | 対応撮像画面サイズ | 35mm フルサイズ |
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焦点距離 | 35mm | レンズ構成 | 6群8枚 |
フォーカス | MF(マニュアルフォーカス)※距離計連動型 | 絞り | F1.7-F16 |
絞り羽根 | 10枚 | 最短撮影距離 | 0.7m |
フィルター径 | 40.5mm | サイズ | 約Φ57×29mm(マウント部除く) |
質量 | 約145g | 付属品 | 前後キャップ、キャップ付きレンズフード、特製ピンバッジ(製造番号刻印)、精密ドライバー |
Seagull(シーガル)は、1958年に設立された上海照相機廠から誕生したカメラブランドです。1950年代のレンジファインダー「58-1」、60年代の二眼レフ「海鴎4シリーズ」、70年代の中判カメラ「東風」やレンジファインダー「紅旗」、80年代の一眼レフ「海鴎DF」など、数多くのクラシックカメラを製造し、今なおコレクターの間で根強い人気を誇ります。
2011年には「上海海鴎数碼照相機有限公司」として再編され、Seagullの高い技術力と製造力を活かし、携帯デジタル望遠カメラ「CK10」や二眼レフ型デジタルカメラ「CM9」などの製品を開発。また、プロ向けの空撮用ドローンやスマートカメラといった新分野にも取り組んでいます。