2024年 2月:売れ筋ランキング(マウントアダプター編)
Posted:2024年3月22日 Category:Ranking
マウントアダプター 売れ筋商品ランキング
[ 2024年 2月 ]
オールドレンズで写真を楽しむのに欠かせないマウントアダプター。今回は電子接点を持たないマニュアルフォーカス用アダプターの売れ筋ランキングをご紹介します。
マウントアダプターの販売に強みを持つ焦点工房の人気マウントが明らかに!
※このランキングは、焦点工房の直営店における売れ筋商品と、すべての取引先カメラ店への販売数をもとに集計したデータに基づいています。
★1位〜5位
★1位 K&F Concept KF-NFZ
まず1位から5位までの傾向としては、レンズ側がライカとニコンで占められています。兼ねてから人気の「K&F Concept」そして「SHOTEN」ブランドがバランスよくランクイン。
ニコンのFマウントは、フィルム一眼レフの時代にキヤノンとともに一時代を築き、「不滅のFマウント」とも称されていました。実際、わずか数年前まで新品のマニュアルフォーカスレンズが生産されており、今でも新品で入手できます。長い歴史を持ち、ニコン以外にもコシナなどのサードパーティブランドのレンズが選べることも、Fマウントの魅力の一つです。
★6位〜10位
続いて6位から10位を見ていきましょう。6位からのランキングには、かねてより安定した人気の「M42マウント」で多くを占めました。
この傾向は、この後11位から15位までも続きます。いずれのカメラマウントに対して満遍なくランクインしている点では、トップ5に3つランクインしたニコンFマウントとは別の強みがあります。
なにより、42マウントの最大の特徴は、元々ユニバーサルマウントとして設計されていることです。そのため、ペンタックス、富士、ヤシカ、カールツァイスなど、さまざまなブランドからレンズがリリースされていました。市場での流通量が多く、入手しやすいことから、初めてオールドレンズに挑戦する方々が、タクマーやヘリオスなどのM42マウントレンズを選ぶケースが多いと思います。
最後に
1位から30位までに満遍なく入り込んでいるのは、みんなの憧れライカMマウントでした。銘玉が多く、ミラーレス機に装着してもコンパクトに収まるため、お勧めしやすいマウントです。
11位以降は以下の通りとなりました。
★11位〜30位
以上が2024年 2月の売れ筋ランキングです。
オールドレンズ沼を泳ぐ参考になれば幸いです。次回はレンズの電子制御ができる「電子マウントアダプター」の売れ筋ランキングをご紹介しますのでお楽しみに!