バリソフトロッコール85ミリF2.8は、その名からもわかるようにソフトフォーカスレンズだ。ソフトフォーカスは収差を利用し、像をやわらかく滲ませる。オールドレンズファンであれば、ベス単フード外しやタンバールなどでおなじみだろう。ただし、ソフトフォーカスはひとつ弱点がある。絞り込むと収差... Read More
KIPONは付加機能付きマウントアダプターを得意とするメーカーだ。特にティルト・シフト系は製品が充実しており、今回はシフト機能付きマウントアダプターを取り上げる。シフト機能は光軸を上下左右に移動(シフト)させる機能のことだ。本来はシフト機能付きレンズを使うのだが、KIPONのシフトア... Read More
KIPONのC/Y-S/E Mには、正面にチューリップのマークがある。写真、カメラをやっている人なら、これがマクロモードを意味することはすぐに推察できるだろう。本製品はヘリコイドを組み込んだマクロアダプターだ。KIPONはこのマクロアダプターが充実しており、ライカMレンズ用を皮切りに、各種一眼レフ... Read More
フルサイズミラーレスのα7が登場してからというもの、マイクロフォーサーズ機はオールドレンズのベースボディとして不利と言わざるを得ない。マイクロフォーサーズはレンズの焦点距離が2倍になるため、例えば50ミリレンズでも35ミリ判換算100ミリ相当となり、ことごとく望遠寄りになってしまうからだ。しかもラ... Read More
マウントアダプターはオールドレンズ撮影の必需品だが、必ずしもオールドレンズ専用というわけではない。現行のAFレンズをマウントアダプター経由で取り付けることも可能だ。ただし、昨今のAFレンズは絞りリングを省略する傾向があり、絞りリングのないレンズは通常のマウントアダプターだと絞りを制御できない。実絞... Read More
KIPONのティルト機能付きマウントアダプターに新型が登場した。元々KIPONは付加機能付きマウントアダプターを得意とし、ティルトおよびシフトアダプターは十八番と言っても過言ではない。従来のティルトアダプターは、自由雲台のようにレンズが360度自由に可動するタイプだった。新型ティルトアダプターは同... Read More
試作品を触ったときの感動を、今でもはっきりとおぼえている。上海伝視(KIPONの製造メーカー)のCEO、張氏から手渡されたGH4には、見たことのないマウントアダプターが付き、その先にキヤノンレンズが取り付けてあった。ライブビュー画面を見ながらシャッターを半押しする。即座にフォーカスエリアの枠が緑に... Read More
KIPONのコンタックスGマウントアダプターが新しくなった。フォーカスリングのローレットが従来よりも細かくなり、操作感が向上している。指先が滑ることなく、しっかりと回せるのが新型コンタックスGマウントアダプターのアドバンテージだ。ここではソニーEマウント用を取り上げているが、富士フイルムXマウント... Read More
CP+2015にて、ペンタックスはフルサイズデジタル一眼レフのモックアップを展示した。ペンタックスがついにフルサイズ機である。この日を待ちわびていた人は少なくないだろう。ただ、実際の製品が登場するにはもう少し時間がかかる。往年のペンタックスKマウントレンズをいますぐフルサイズで使いたいなら、やはり... Read More
35ミリF1.4、このスペックに特別な響きをおぼえる。スナップの定番である35ミリ。そして頭ひとつ抜きん出たF1.4という大口径スペック。聖域というと大げさだが、このクラスのレンズだけは極力素のままで使いたくなる。レンズ、カメラ好きの性といったところだろう。しかしながら、APS-C機がメインカメラ... Read More